教員採用試験体験記

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11’埼玉県中学数学

●受験地・校種・教科
埼玉県・中学校・数学

●情報収集方法
大学の就職課で資料を探していました。
教員養成系の大学なので各都道府県の教員採用の情報がとても充実していました。
お近くの教員養成系の大学の学生サービス課に足を運んでみるてはいかがでしょうか。

●学習スケジュール
立てていません。
今思えば、しっかり立てておいたほうがモチベーションを保てた気がします。
私はだいぶ中だるみした勉強をしていました。反省です。


●勉強法
一次試験に関してはとても言いにくいのですが、大学院生だったので研究が忙しくほとんど勉強しませんでした。幸い大学推薦を頂けたので、一次免除となり救われました。

私が主に勉強したのは二次試験の内容です。
埼玉県の二次は、論文、数学の指導案作成、数学の模擬授業、個人面接(道徳の模擬授業5分間を含む)、集団討論です。

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3月に大学で開かれた論文の書き方の講習を受講しました。このような講座は一度は受けた方がいいです。
大学で開催していなくても東京アカデミーなどでやっていると思います。
練習法は1つの論文を先生にA判定をもらえるまで何度も書き、添削してもらいます。
一度A判定をもらえたら、あとはその構成を真似ながら様々なテーマの論文を書きました。
幸い私の母も教師だったので書いた論文を添削してもらっていました。書いた論文は身近な人に見てもらい、指摘された部分を直して完璧な論文にするということを繰り返すうちにかなり上達します。

⊃学の指導案作成
試験の3週間前から1日3個、1回40分で指導案を作る練習をしました。
これは短時間で指導案を作ることに慣れれば特に問題はないと思います。
過去問から埼玉県は代数分野が頻出と考え重点的に勉強していました。

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自信があったのでほとんど練習しませんでした。
ただ、教育実習の時はかなり努力しました。
1つの授業をするために、指導案を自分が納得いくまで(だいたい3回くらい)改訂し、板書を細かに計画し、授業前までに3回以上声に出して授業の練習をしていました。(ノートを板書に見立て、授業をするのと全く同じように練習します。)
3回以上練習すると板書計画も全て暗記できます。なので本番は何も見ずに授業することができました。
これを大学3年、4年の実習、計24回の授業全てで行ったので、最後の研究授業ではほとんど何も直されることはなくなりました。
私は、「教育実習生であろうと生徒にとっては大切な授業なのだから授業を成功させるためなら何でもやってやる!」という信念を貫き通し、やれることは全部やっていました。
ただでさえ大変な実習期間ですので、中にはどれだけ楽に乗り切るか考えている人もいますが、どうせ忙しいなら徹底的に忙しくした方が自分のためになります。
教育実習ほど、模擬授業の練習をできる機会はありません。実習をまだ経験していない方にはお勧めです。
また他の人の授業を見ることもとっても勉強になります。自分が授業をやるとしたらどうするか考えながら1日中空きコマができないほど授業を参観しに行っていました。
自分の教科の授業からは、教え方のヒントを得られることもあります。また、関係ない教科でも、授業の雰囲気作りを学ぶことができます。
私は授業において雰囲気作りはとても重要であると考えています。生徒が先生の話を聞こうと思える授業が大切ではないかということです。そのために私は「笑顔、大きな声で話す、生徒の反応を大切にする」の3つを常に心がけてます。これはかなりお勧めです。

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道徳の模擬授業は、4領域24テーマから1つ出題され、自分の経験や、過去の事例を基に授業の導入か終末を自由に選び、行います。
どれが出てもいいように全てのテーマに自分の経験に基づく授業の構想を立てておきました。しかし、予想以上にしつこく今後の展開や発問をどうするか質問されたのでもっと準備しておけばよかったと思いました。

個人面接の対策は1月くらいから行いました。これも学校で行われている講座を受講して行いました。
基本は就活と同じ要領だと思うので就活の面接対策講座なんかを受講してもいいと思います。
話す内容に必要なものは自分の考えの軸だと思います。「なぜ教師になりたいのか」「どんな教師を目指すのか」「どのような生徒を育てたいのか」などこれらの質問は「教師観」と呼ばれるものですが、少なくともこれははっきりさせておく必要があります。

あと私は自分なりに教科の魅力が説明できることも必要だと思います。これはなぜその教科を学ばなければいけないかという質問の答えにもつながると思います。
人それぞれで良いと思っていますが、私は、数学はものごとを筋道立てて考えることで問題を解決することができるところが魅力であると答えました。それを生徒に習得させるための具体策もいくつか用意しておきました。
面接前はいろいろ考えてしまいますが、本番は「笑顔で元気に爽やかに」だけを考えて臨みました。


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これは、こなした回数がものをいうと思います。私は合計20回以上練習しました。友人同士で集まって自主練もしました。
人の意見を否定しないなどとよく言われているので、人の意見をそのまま受け入れてしまう人が多いように思います。
私自身もはじめはそうだったのですが、自分が納得できないことは、なぜそのように考えるのかはっきり聞いていいと思います。そうでないと上辺だけの意見交流会と評されてしまいます。その人の意見と根拠を聞いても納得できないこともありますが、相手の意見がもっともであることを伝えた上で、デメリットを上げ、代替案を提案するようにしていました。
例えばテーマが、「学力向上」だったとします。
この時に「理解が遅めの生徒には放課後を利用して補講をする」という意見が出たとします。それに対して「○○さんのおっしゃるとおり、個人によって到達度は違うので、個に応じた対応が必要だと思います。しかし私は、放課後では部活動などもあり、現実的に時間をとるのが難しいと考えるので、朝、授業が始まる前に補講を行うというのはいかがでしょうか」というように返すということです。
後は、よく言われている通り全員で合格する気持ちを持つことが大切です。


●自己PRのポイント
埼玉は自己PRを書くところがないので、私が面接で1分間の自己PRを話したことについて書きます。
ポイントというほどではありませんが、最初に自分の長所、強みが何か言い、次にそれを立証できるエピソードを話します。そして最後にそれを教師としてどのように生かすか話しました。エピソードは大学時代のものがいいかなと思います。(中高だと昔すぎるかと考えました。)

以下は私の自己PRで話した内容です。
「私は向上心を持っています。私は大学時代4年間弓道部に所属し、試合に出場することを目指して日々練習に励んでいました。しかし、大学2年の時に同期の友人が皆、試合に出場する中、私ひとり出場することができないという経験をしました。私はとても悔しくて、来年こそはと心に誓い、オフシーズンに誰よりも多い練習量をこなし、同時に自分には何が足りないのか、本を読んだり、自分のフォームをビデオで撮影し、研究することで改善に努めました。その結果、3年生の時には全ての試合に出場し、チームに貢献することができました。粘り強くものごとに取り組む姿勢は誰にも負けません。教師として、生徒が数学を楽しいと感じられる授業作りと、生徒一人一人の個性にあった指導を追及していきたいです。」

●オススメ参考書
「教員採用試験 速攻の時事」
教育時事がわかりやすくまとめられていてとてもいい本だと思います。私は2回くらいしか読めませんでしたが、覚えるくらい読みこんでいいと思います。これはお勧めです。
「教員養成セミナー」
他の人の論文が載っていたり、筆記対策の冊子が入っていたりしたのでなかなか使えました。あと他の人の勉強状況が載っていたりするのでモチベーションを維持するのに良いと思います。


●当日の流れ
2次試験しか受験していないので2次試験について書きます。
1日目
8時20分〜 受付開始
9時〜10時 論文試験
10時半〜 受験番号の早い人から順次、実技試験(指導案作成と模擬授業と口頭試問)
私は、受験番号が最後の方だったので、指導案作成、模擬授業をしたのは17時くらいでした。待ち時間の間は、過去問から聞かれることを想定してどう答えるか考えたり、学習指導要領を読んだりしていました。

2日目
9時〜 個人面接、集団討論(受験番号によって順番は異なる)
個人面接が終わってから、集団討論が始まるまで、集団討論をする予定のメンバーと話していました。このような交流はしておいた方が、討論をスムーズに進めやすいです。周りには集団討論の作戦を立てていた人もいたようですが、テーマもわからない状況で作戦も何もないと思いますし、逆に本番自分のペースで進められなくなったりするのでやめたほうがいいと思います。


●ふりかえり
今思うと全体的に教職の知識に関することをもっと勉強したほうがよかったと思います。個人面接で、教育法規に関することを口頭試問みたいに聞かれましたが、ほとんど答えられなくてふがいなかったです。個人面接では、緊張しすぎて練習の成果を発揮できず、絶対だめだと落ち込みましたが、1ヶ月後の発表で合格していることを知ったときは本当に嬉しかったです。埼玉県で働いている先輩に話しを聞いたり、恩師に話しを聞いたり、たくさんの人に協力してもらうことで乗り越えることができた試験でした。本当にみなさんに感謝です。

●受験生へのメッセージ
教採の勉強をしていると嫌なことがたくさんあります。私は面接練習をしているとき、ぼろぼろにされて、号泣したこともありました。論文や面接が上手い人と比較されて悔しい思いもたくさんしました。教採と研究の両立が上手くできず、教授からも怒られました。それでも乗り換えられたのは「教師になりたい気持ちだけは絶対誰にも負けない」という気持ちを持っていたからです。強い気持ちを持って、乗り越えてください!そして後で振り返ったときに私のように、もっとできたかもと思わないように、後悔しないように、頑張ってください!
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