教員採用試験体験記

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07’横浜市

投稿者 ハトサブレーさん
受験地 横浜市
校種  小学校 

今年度(H19年度)は、去年の社会人試験に続き2度目の横浜市挑戦でした。
勉強は4月頃から少しずつ再開しました。(昨年の認定試験の2次試験対策以来半年ぶり)
家庭の事情から、勉強時間は仕事の通勤時間と、家族が寝たあとの1時間程度で、日によってはまったく勉強できない日もあったことから、勉強時間の確保には苦労しました。

勉強方法は、まず過去問題をさかのぼれるまでさかのぼり、3〜4回は繰り返し、傾向を知るとともに出題パターンを頭に入れました。
平行して、東京アカデミーの穴埋め問題集で教職教養、一般教養、小学校全科の基礎固めをしました。
苦手な分野は東京アカデミーの参考書できちんと理解しながら進めました。
一般教養の人文・社会分野は奥が深いのでさらっと流し、底の浅い教職教養、小学校全科に力を入れました。 

また、モチベーションを上げるため、業者主催の模擬試験の受験と神奈川一般教養対策講座(一日)を受講しました。一般教養は範囲が広いので集中講座でどうにかなるというものではないですが、教育法規と教育史は頭のなかでごちゃごちゃしていた知識が整理され、とても助かりました。

ピアノ実技については、近くのピアノ教室へ通いました。小さいころから音楽は苦手で、楽譜は読めず、まったくの白紙からのスタートでしたが、横浜市の課題曲を丸暗記できよう週一で指導してもらいました。試験が近くなると仕事帰りにヨドバシカメラの楽器コーナーに寄って1日一回試験のつもりで一発勝負で弾いていました。まわりに人がいる環境で弾くには気が引けますが、度胸がつき本番では、ノーミスで演奏できました。

模擬授業については、過去問題プラス想定問題で計40くらいの「お題」について、大きく4くらいのカテゴリーに分け、実際に時間を計って模擬授業の練習をしました。
本番では対策していた中から「防災」が出題されました。
模擬授業はその場で対応するのは難しいので、練習をしておくべきだと思います。
ドットコムの2次試験対策勉強会では、模擬授業・面接・小論文とすべてに対策していただき、大変参考になりました。

場面指導はいくつかの場面を想定し、実際に演じるなどして対策を練りました。

H19 2次試験情報

模擬授業:手話、防災、科学から1問選び、3分30秒で模擬授業
集団面接:現在の教育の問題点と対策について
     どのような教師になりたいか
     
個人面接:教育委員会(の方と思われる)
なぜ小学校教師になりたいのか
どのような教師になりたいか。
仕事の経験をどう生かすか、具体的にどのような授業をしたいか。
現在の教育の問題点の原因は。
     校長(と思われる方より)
職場の仲間とどのようにやっていくか
     雰囲気の悪い職場だったらあなたはどうするか
              
場面指導:休み時間にA君がいなくなってしまいました。どうやら家に帰ってしまったようです。どうしますか。

最後に
2度採用試験を受験して感じたことは、合格するためには受験地の情報を入手して、しっかり対策を練ることが大切だということです。
昨年の失敗は、模擬授業の練習不足だと分析しています。
模擬授業、場面指導などは、実際にやってみることによって力がつきます。もちろん小論文や面接も。
そのときに、大切なのが仲間です。
昨年度は、一人での受験だったため、客観的に模擬授業を見てくれる人がいませんでした。
結局、準備不足のまま本番を迎えてしまいました。
今年度は勉強会への参加、受験仲間の存在がありました。
機会があったら、積極的に勉強会に参加し、仲間をつくってみてください。
その輪は、教員になってからもよき仲間として続いていくと思います。

色々な先生方にお話を伺う機会がありましたが、皆さん「大変だけど、とても充実している!」とのことです。

夢に向かって努力できることは、とても幸せな事だと思います。
どうか、頑張ってください!
横浜ハトサブレーさん | permalink | comments(5) | -
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